先日アメリカへ行った時のこと。
ユナイテッド航空のハブ空港、デンバー国際空港
その時は、ユナイテッド航空(United Airlines)に乗って、デンバー国際空港(DEN)経由で目的地へ行く旅でした。
デンバー国際空港はユナイテッド航空にとっては重要な位置付けのハブ空港で賑わっています。
日本からは成田発の国際線もありますし、アメリカ国内線は大中小と様々なサイズの飛行機が大量に飛び立っています。
Wikipediaによると、アメリカでも最も混雑する空港のひとつに分類されるようです。
商用空港としてはアメリカ最大の総敷地面積で、滑走路はなんといっても、6本ありますからね。
珍しいものとしては、コンコースとターミナルを結ぶ歩道橋の下を、小型ジェット機が通る設計になっていること。
スケール大きいな、と思っていたのですが、今度出来る成田の新しいターミナルもそんな設計になっていたような気がします。
また、標高が高い(1,655m)のも特徴。
日本の空港で最も標高が高い空港は松本空港(657.5m)らしいのですが、それよりも1000mも高いです。
パイロットは燃料節約を意識せよ!というメッセージ
そんなデンバー空港でのトランジットで見かけた英語。
乗り継ぎ便に搭乗して窓からボーディングブリッジのGATEを眺めていたのです。
恐らくパイロットに時刻などの情報を伝えるためにある電光掲示板があるのですが、そこの情報の中に
Power and air all
gave fuel
save $$$$
という文章が。
(飛行機の)動力と空気はすべて燃料から与えられている。お金を節約せよ。
日本語訳するとこんな感じでしょうか。
ユナイテッド航空用のターミナルだったので、たぶん会社側がパイロットに燃料節約を意識させるメッセージを送っているのでしょう。
飛行機の燃料代はバカにならないですからね。
$が並んでいるのがなんだか印象的で、しかも一般人はあまり気づかない、パイロット向けのメッセージということで、見つけておもしろかったです。
雪が降ってきて大遅延
最後にもう1つ思い出を。
ちょうどその訪れた時、トランジットで2時間くらい間があったのでご飯を食べたりして、ターミナルで待っていたら・・・。
着いた時は天気が良くてだだっ広い荒野というか地平線や山々が見えていたはずが、なんと急に吹雪に。
窓から見える景色が一変していました。
ロッキー山脈も近いし雪降るのかな、と思いつつ飛行機がちゃんと飛んでくれるか心配。
結構な吹雪の感じだったので。
で、搭乗手続きなどは予定時刻通り進み、無事に搭乗完了。
その頃は吹雪ではなく、雪も止み始めていて、空の所々には晴れ間というか雲の切れ間も見えるくらいに。
が、吹雪の中ずっと駐機していた飛行機には雪が。
飛行機にとって雪は大敵です。
翼やフラップに雪が付いて凍ってしまったら飛行に影響があります。大事故につながりかねません。
そこで、融雪剤と言いますか、航空機用防徐雪氷液というものを塗布します。
日本では新千歳空港とかで見かけたことがあります。
で、この航空機用防徐雪氷液を塗布する作業を待たなくてはいけない。
そしてその待ちの飛行機が大渋滞。
さすがに広い空港なので、ちょっと滑走路の方に行った大きなスペースでやるのですが、便数が多いので全然間に合ってない感じ。
専用の作業車が2~3台がかりで一機ずつやっていくのですが、普段から雪に慣れていないというか、あまり頻繁にやる作業ではないのでしょうか?作業が非常に下手><
窓から見ていたのですが、なかなかうまく全体に塗布できず時間がかかっていました。
まぁ、たっぷりやってくれることは良いことなんでしょうけど。墜落は嫌ですからね。
そんなわけで、その作業を待っていたら結局搭乗してから1時間30分近く経って、ようやく離陸出来たのでした。
もちろん目的地にはそのまま1時間30分遅れで到着。
特に予定とか予約がなかったので問題はありませんでしたが、やはり飛行機は雪には弱いですね。
2014年は飛行機関連で、2回も雪に泣かされました・・・><
ANA 旅作で旅行の際に、往路便が欠航になったので返金してもらった
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