SFC修行3日目。今回は、1レグ目から4レグ目まですべて速攻で折り返すという、まったく休憩時間がないパターンです。まさに1日中、飛行機乗りっぱなし。果たして時間に余裕はあるのか?体力的、精神的にどうなのか?少しだけドキドキでした。
一方で、ちょうどこのタイミングでPremium GOZENなどのサービスがリニューアルしたばかりだったので、新しいPremium GOZENが楽しみでもありました。
羽田空港では2レグ目の那覇発のチケットが発券出来なかった
さすがに修行も3回目となると、随分とこなれてきます。
とかいって余裕を持って身支度をしていると危うく空港連絡バスに乗り遅れることになるので、改めて身を引き締めます。
いつも通り最寄駅からの始発のバスで羽田空港に到着。
到着後は、これまたいつも通り、航空券をわざわざ発行するのが自分なりのポリシーなのですが、ちょっとしたトラブルが。
いつも羽田発の1レグと3レグの2枚のチケットを朝一で発券するのですが、今回は試しに沖縄発の2レグ目のチケットの発券を試してみました。すると、バーコードのエラー、というような表示が。やっぱり羽田では那覇発のチケット発券はダメなのか?と思いつつも、再度かざしてみますが、やはりダメ。
ここら辺の航空券発券の仕組みというかルールが私はまだ分かっていません。
しかもそのタイミングで、バーコードを表示させていた私のiPhoneが突然真っ暗になり、シャットダウンするというトラブルが。電源ボタンとかを色々押しても反応なし。再起動してきません。
さすがにこれには焦りましたね。iPhoneが完全に死んでしまったのかと思いましたよ。
近くの椅子に座って待つこと2分くらい。奇跡的に再起動して復活しました。良かった。iPhone無しで1日修行という事態は避けられました。
でも、その後ちょっと買い物があり地下のコンビニに行って、Apple Pay(三井住友ANA VISAワイドゴールドのiD)で支払おうとしたら、何故かエラー。二回試してもダメ。さっき一度iPhoneが落ちたせいでおかしくなってしまったのでした。
後でもう一度再起動して、その後は無事に使えるようになりましたが。
1レグ目:NH993 羽田発06:40 – 那覇着09:25
これまたいつも通りANAラウンジで少しだけですが出発前の優雅な時間を過ごし、搭乗口へ。
もう何回も乗っている便と機材なので、まったく新鮮味がないですが、プレミアムクラスなので落ち着けます。
定刻通りドアクローズし、離陸に向けて滑走路を走行中に、政府専用機が止まっているのを発見。
一機だけの様子。しかも整備ゾーン。
政府専用機には修行初日も遭遇したので、なんだか縁があります。
早くANA運航の次期政府専用機を見たいですね。
2017年10月末から新しくなったPremium GOZEN 朝食編。
さて、水平飛行になってから結構早いタイミングでPremium GOZENのサーブ。
Premium GOZENがちょうど10月末からリニューアルしたので、今回からは今までのようなボックスに入ったものではなく、食器に盛りつけられた状態で出されます。ちょっと高級感を出したいのでしょうね。
CAさんが盛りつけたりするから大変だろうなー、と思っていましたが、そんなことは無いみたいで、盛りつけられた皿ごと納入されているようです。オペレーション的には楽そうですね。
ただし、いつものNH993便だとプレミアムクラス担当のCAさんは通常2人体制だったりするのですが、今回は3人いたので、もしかしたら慣れるまでの習熟期間として人を増やしていて、それで早かったのかも?
肝心の料理の内容はこちら。
第一印象としては、うーん、なんか以前よりクオリティが下がった?コストダウン?それとも時期の問題でたまたまか?
これまであった雑炊が最強に美味しかったのに、非常に残念な内容でした。
コンソメスープに、乾燥きのこを自分で入れるんですが、これがインスタント感満載でとってもチープ。客にやらせちゃダメでしょ。というか、これまであったキノコのスープとか美味しかったから、普通にそれで良いのに。
ただ、唯一良かったのは、カトラリーがしっかりとした金属のナイフやフォークになったので、そこは高級感を実感出来ました。今までのボックスのものに付いていたフォークとかはプラスチックの使い捨てで非常にチープな感じでしたから。
沖縄路線で食べられたあの美味しいアイスが無くなってしまった
食後はこれまたいつも通り、沖縄路線で特別に提供されているアイス(最近は塩味)をいただける、と思っていたら、なんと配布無し!
念のため、CAさんに聞いてみたのですが、「アイスのご提供は終了してしまったんです」と言われました。
なんと残念!私的にはかなりのダメージです。
これ、季節的な要因(秋冬になった)なのか?それともプレミアムクラスのサービスリニューアルの一環なのか?
どちらなのか分かりませんでしたが、本当にショックでした。SFC修行の楽しみが減ってしまいました。
2レグ目:NH994 那覇発10:15 – 羽田着12:30
定刻通り那覇空港着。
東京は寒いのに、那覇は暑い。気温差が15度くらいあります。
いつも思うのですが、東京は寒いし機内も涼しいので厚着をしていてそのままの格好で飛行機を降りるのですが、これから飛行機に乗ろうとしている沖縄出発の人たちは半袖Tシャツで、その対比がすごいというか。あの人、東京とか寒い地方から来た沖縄初心者なのかな?とか思われてそうなくらい、厚着の自分が浮いている気がしています。
さて、那覇発のチケット2レグ目と4レグ目の2枚を発券したら、優先保安検査を通って再び搭乗エリアへ。
那覇空港のANAラウンジで10分ほど飲み物休憩をした後に、搭乗手続き。
1レグ目と反対側のプレミアムクラスの席にしたので、CAさんにあまりバレてないかなー、と思っていたらバレていた様子。
「あらもうお帰りなのですね?」と言われて「今日は忙しいんです」と答えると、「お仕事ですか?」と言われてしまいました。もうここは正直に答えるしかない、と思い「いいえ、マイルを貯めています」的な答えをしたところ「大変ですね」というような濁し方で終了。CAさんもちょっと反応に困ってしまった様子。ノリのいいCAさんだとSFC修行僧向けのコメントがあったりするのですが、こういう風にちょっと引かれるというか、気まずくなるパターンもあるんですね。勉強になりました。
2レグ目のPremium GOZEN 朝食編。これまた微妙?
さて、水平飛行になったら待望のPremium GOZENタイムです。
1レグ目のPremium GOZENがしょぼかっただけに、少し期待。
これが2レグ目のPremium GOZENだ!
あれ、やっぱりなんかしょぼい。
さらに「先程とあまり変わらないもので申し訳ないです」というCAさんからのお言葉まで添えられて。いや、折り返し搭乗なんてしているこっちが悪いんですから、と思ってしまいました。
内容的には1レグ目とほとんど同じですね。
せっかくお皿とかに盛りつけられてくるようになったのに、残念。
味は別に悪くはないんですけど、プレミアム感とか全然無いです。
本当にPremium GOZENがつまらなくなってしまいました。残念過ぎるリニューアル。以前のボックスを返してくれー!そっちの方が良かったしワクワクした!
SFC修行僧仲間がなんと3人もいることが発覚
SFC修行3日目ともなると、本当にもう行動パターンが固定化してきますね。
2レグ目の到着から3レグ目の出発まで45分、搭乗手続きを考えると実質30分以下の猶予タイムという結構タイトなスケジュールですが、羽田空港で国内線乗り継ぎという技を使うと、一瞬で出発フロアにたどりつけるため、全然余裕です。
で、この国内線乗り継ぎなんですが、チケットをかざした後、すぐ目の前にあるエレベーターに案内されます。横にある階段でもいいのですが、ANAさんのホスピタリティです。
エレベーターを待っていると、後ろにも同じように国内線乗り継ぎをする方が数名。
そして、チケットをかざすと係員の方が「○○番ゲートへ搭乗口が変更になりました」と伝えています。そう、私が乗る次の3レグ目はゲート変更になったのです。
ということで、私の後ろに続いた3名の方は、私と同じで那覇へ速攻で折り返す人たち。これはどう考えてもSFC修行僧でしょう!(もしかしたらダイヤ修行かもしれませんが)
SFC修行僧4人が同じエレベーターで出発フロアに行ったのでした。ちなみに、その後のANAラウンジでも一緒でしたし、4レグ目の降りた時ももちろんみなさんいました。
この単純折り返しパターンというタイトなスケジュールをやられる方は結構いるものですね。まさか同じ仲間がいらっしゃるとは。
3レグ目:NH473 羽田発13:15 – 那覇着16:05
国内線乗り継ぎを使った結果、本当に30分近い余裕が生まれたので、羽田のANAラウンジで休憩。
Wi-Fi利用と電源利用が出来るのは嬉しいですね。
機内で観るためのamazonプライムビデオをダウンロードさせていただきます。
最近はプレミアムクラスの優先搭乗を使わずに、少し遅め、普通席の最終組と一緒に搭乗するパターンが多いです。少しでもANAラウンジに長く居たいのです。
新しいPremium GOZEN 昼食編。最高に美味しい和食に感動
さて、3レグ目も順調に水平飛行に入り、3レグ目のPremium GOZENのお時間です。
出て来たのはこれ。
ええええ!!!!
2レグ目までのリニューアルしたPremium GOZENが嘘だったかのように、いきなりクオリティ高いものが出てきた!
昼食だから!?
見た目もかなり豪華な和食ですし、卵焼きや魚が乗っているプレートは国際線の機内食のようにアルミの蓋がされた暖かい状態で配膳されてきました。
食べてみると、本当に美味しい料理ばかりで、ボリュームも十分ありますし大変満足でした。
これはリニューアルして良かったというか、食べる価値があるPremium GOZENです。
和食っていうのもまた良いですね。なんだか安心するというか、国内線のプレミアムクラスらしい選択です。
ひとまず、2レグ目までの残念感は許すことにします。
那覇空港でバードストライク発生で滑走路閉鎖。着陸出来ずに旋回
順調に那覇まで飛行し、無事に3レグ目も終わり、と思いきやなかなか着陸しません。沖縄本島が窓から見えているのに。
なぜか海の上を旋回しています。
おかしいなー、と思っていると機長からのアナウンスが。
「那覇空港でバードストライクが発生した便があるとのことで、現在滑走路が閉鎖されています。そのため当機は着陸許可が下りるまでしばらく旋回いたします」
なんと、まさかのトラブルに巻き込まれたパターンです。
機内なので状況が分からないので、この滑走路閉鎖というものがどれだけ深刻なのか分からず、「もしかしたらダイバードもありえる!?」「そしたらプレミアムポイント (PP)の計算ってどうなるの!?」など少しオドオドしちゃいました。
しかし、幸いなことにすぐに滑走路閉鎖は解除されたようで20分くらいの遅延で着陸。
那覇空港は自衛隊も利用しているので、着陸の横の離陸待ちの飛行機の列には戦闘機が並んでいました。
那覇空港で見つけた、マイルが溜まる京急の切符販売機
遅延して到着したため、今回は那覇空港での自由時間が本当に僅かしかありませんでした。
ので、あまりウロウロしなかったのですが、前から気になっていたものを観察。
それがこれです。
京急の電車の形をした機械。
これ、羽田空港からの京急線の切符が買えるんですね。しかも、ANAのマイルが貯まるらしい!
詳しくは以下の公式サイトに書いてありますが、羽田空港→品川の片道で30マイル。往復だとなんと70マイルも!
これは、マイルを少しでも貯めたい陸マイラーSFC修行僧は見逃せないですね。
私は自宅の最寄り駅から羽田空港までリムジンバスを利用してしまいますが、電車利用の方は是非ともチェックを。那覇空港だけでなく全国17の空港に設置してあるそうです。
ちなみに、見切れている左隣はモノレールの券売機なのですが、残念ながらANAのマイルは溜まらないようです。モノレール派の方には残念です。SFC修行僧は京急派で!
4レグ目:NH472 那覇発16:55 – 羽田着19:10
那覇空港のANAラウンジでドリンクを飲んだらあっという間に搭乗時間です。
優先搭乗は諦め、最後の方にゆっくり乗ることに。
そしていつも通りプレミアムクラスの席に座り出発です。CAさんも忙しかったのか、折り返し搭乗とバレてないみたい!?
Premium GOZEN 軽食編。まさかの2レグ目と同じ内容!?
出発30分後でPremium GOZENタイム。
非常に残念なことに17時以降出発であればリッチな夕食が食べられるのですが、僅かに5分足りない出発時刻の便のため軽食扱い。
内容がこちら。
ええええええ!!!!!
なんか見たことあるー!!!!デジャブ!!!!
2レグ目で食べた沖縄発のPremium GOZEN 朝食と同じ内容じゃないか!!
これには本当にがっかりしました。
スープが無い代わりに、SABOとしてお菓子がついていますが。
まさかまったく同じメニューが出てくるとは思いませんでした。
さっきの昼食のクオリティが高くて一気に上がったテンションも急降下。
やっぱりPremium GOZENのリニューアルは残念すぎる・・・。
そんなテンションだだ下がりのまま、SFC修行3日目は終了です。
ただ、夕方の便だったので窓から見える景色は綺麗でした。
昼と夜の境目の写真です。
Premium GOZENの昼食と夕食が食べられるように修行を組んだ方が良いかも
今回、リニューアルしたばかりのPremium GOZENを食べましたが、全体的には以前のBOX時代で十分だったかな、と感じる内容でした。
ただ、昼食はとてもクオリティが上がっていると実感したので、乗るなら昼食が出てくる10:30-13:29発の便を是非とも狙って体験してみて欲しいです。
夕飯は今回食べられませんでしたが、昼食がかなりのクオリティだったことを考えると、夕食も相当良いんじゃないかな、と思われます。
また、私のように朝から速攻折り返しの単純往復で詰め込みまくると、Premium GOZENがつまらなくなる、という弊害があることが今回分かりました。
もう少し余裕があるスケジュールが組める方は、夕飯がちゃんと食べられるような便で帰って来られると最高に幸せだと思います。
僅か5分の差で軽食と夕食の境目がありましたが、この差は大きいです。
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