SFC修行を初めてから2か月目。ついにSFC修行最終日となりました。
実際には解脱は少し先になるのですが、それは出張でPPが稼げるためで、自分であえてフライトを取っている修行という形は、今回が最後です。
路線は安定の羽田⇔那覇の単純即折り返し往復を2回です。
前回と何も変わらずただ飛行機に乗っているだけで静かに終わるはずが、なんと最後の羽田へ帰ってくる便で素敵な紳士との出会いがある、というサプライズがあったのです。
3回目の修行完了で遂にブロンズ達成
前回の3回目となる修行の後、PPが30,000を超えたので無事にブロンズランクに到達出来たのでした。
翌日にはすぐに到達お知らせのメールが来ました。
いやー、こういう実感が湧くものが来ると嬉しいですね。
と喜んでいると、約12日後にさらに実感が湧くものが。
ブロンズランクのカードです。
正直、ブロンズランクの特典はたいしたことないのであまり意味はないのですが、嬉しくてついつい持ち歩いてしまいます。
ひとまず、SFC修行の成果が見えて嬉しい瞬間でした。
あくまでも途中経過に過ぎないのですが、ここまでくれば解脱もすぐそこ、という感じです。修行も終盤に入ります。
1レグ目:NH993 羽田発06:40 – 那覇着09:25
いつも通りの1レグ目。もうこの便に乗るのも4回目です。
そこそこ混んでいる高速バスに地元の最寄駅から乗り、羽田空港到着。
航空券を発券して、プレミアムチェックインの入口から保安検査を抜けたら、ANAラウンジへ。
ANAラウンジでは少し飲み物を飲んだり、PCをいじったりしてあっという間に時間は過ぎます。
最近はプレミアムクラスの優先搭乗を使わずに、ギリギリで乗ることが増えてきました。ちょっと悪い癖。
1レグ目の飛行機は特に何事もなく無事に離陸。
したはずなのですが、混雑のため10分遅れで到着予定と早々に機内アナウンス。乗客も少なかったし、滑走路も混んでなかったけどなぁ?謎です。なんだかイマイチなこの先の不安を感じさせるスタート。
そんな中出てきたプレミアムGOZEN朝食がこちら。
リニューアル後2回目とはいえ、いつも通りなラインナップの品という感じがしてしまいます。
特筆することもないです。見た目通り。
この日は前夜ほとんど寝ていなかったため、朝食を食べた後はほぼ爆睡。国際線かよ、ってくらい良く寝ていました。
結局10分遅れのまま那覇に到着しました。
でも折り返しの便は定刻通りの出発予定のままでした。
2レグ目:NH994 那覇発10:15 – 羽田着12:30
折り返しの準備が素早かったようで、予定通りの出発時刻。10分前にゲートへ行くと既に普通席の最終組が並んでいるところでした。ここまでは順調。
急ぐ必要もないので、列が無くなる頃に搭乗手続き。が、なんだか搭乗手続きで前にいるお客さん達がエラー連発。機械の調子が悪いのか?
不慣れな人も多かったみたいで、ゲートから出てくる券を受け取り忘れて、スタッフの方が追いかていたり。何やら不穏な感じがします。
機内に乗り込み、あっという間に出発時刻、のはずがなかなかドアが閉まらず。
地上係員もCAさんもなんだか慌てています。
少し経ってから「お客様の最終的な人数を数えています」というアナウンス。さっきの搭乗手続きで色々不具合があって、乗客の人数がおかしかったりするのか?
20分経ってもまだまだ出発する様子は無し。途中、サラリーマン風の方々が3人くらい乗り込んで来たのですが、この人達待ちだった?でもそれからもまだ慌ただしかったので違う気がします。時間があったので次の便を待っていた上級顧客を早めの便に詰め込んだのかな?
結局、30分遅れでドアクローズしました。
この時点で羽田で次の3レグ目の那覇行きの乗り継ぎ時間が実質5分くらいしかない見込みに。
内心ちょっと焦りました。ギリギリ大丈夫だろうけど、やはり怖いです。
そんな中出てきたプレミアムGOZEN朝食2回目。
羽田発の1レグ目より那覇発の方が豪華です。特にフルーツが朝は少なくて寂しかったのが、ふんだんに入っていました。マンゴーとか入っているあたりが沖縄発らしいかな。
全体的に内容が1レグ目とほぼ同じと感じましたが、それは前回のSFC修行で分かっていたことなので、まぁ期待値通りです。
ビーフストロガノフが良かったです。
さて、肝心の遅延状況ですが飛行中に少し巻き返した結果、羽田空港には25分遅れで到着。次の便の保安検査締め切りまで5分弱ある感じです。これならギリギリ間に合うレベル。少し焦りましたが、国内線乗り継ぎを利用したら余裕です。
到着したゲートのすぐ近くの乗継カウンターからさっと入って上に上がるとすぐに出発フロアなので。これでなんとか保安検査締め切り時刻にはギリギリで間に合いました。
3レグ目:NH473 羽田発13:15 – 那覇着16:05
ということで時間がなかったので、当然ANAラウンジには寄れず。悲しいです。少しでも時間あったら寄りたかったのに。
結局、SFC修行での羽田のANAラウンジ利用は今朝が最後になったのでした。
地上を自由に歩ける貴重な5分を使い、ゲートに着いた時には3レグ目の便の搭乗手続きもほぼ終わっており、最終組で搭乗です。本当に結構ギリギリでしたね。あと少しで、案内で呼ばれるレベルだったかも。
遅延は恐ろしいですね。今回は25分遅れでなんとか間に合うレベルでしたが、これがさらにあと10分遅かったら、どうなっていたことか。
そういう場合は事前にCAさんに言うことでなんとかなるのかな?
やはり単純折り返しパターンはこういったリスクもありえるので、みなさん気を付けましょう。
やっぱり新しいプレミアムGOZENの昼食は最高
さて、3レグ目のプレミアムGOZENは待ちに待っていた昼食。
前回最高だったので、今回も期待しまくりです。
提供されたのはこちら。
やっぱり和食で最高に美味しそうではないですか!
鮪竜田揚げはアルミの蓋が付いていて温められた状態で来ました。とても良いですね。
おかずも品数が豊富ですし、後から配膳された紅ずわい蟹飯も、機内食とは思えないです。
リニューアル後のプレミアムGOZENの昼食は本当に食べる価値があります。
私は結局SGC修行中、リニューアル後の夕食にありつけなかったのですが、きっと夕食も素晴らしいはずです。朝食と軽食がハズレですねw
3レグ目は特に遅延もなく那覇到着です。
途中、富士山と南アルプスが雪化粧で綺麗に見えました。
飛行機も好きですが、空から見るこういう景色も好きなので、SFC修行って本当に私にとっては全然つらい修行ではなく、楽しい時間です。
4レグ目:NH472 那覇発16:55 – 羽田着19:10
那覇空港もこのSFC修行で通算7回目。これで最後です。
安定のレストランフロア4Fの展望スペースで飛行機見学。無料で楽しめて最高です。
いつか子供や家族を連れてくる、と誓います。
那覇空港のANAラウンジにもお別れを告げるべく少し寄ります。
現在はANAラウンジの目の前で新しい国際線ターミナルが工事中ですが、もうすぐ完成するので、きっと今度来るときには景色が変わっているでしょう。
ラウンジに少しでも長くいるために優先搭乗は見送り、列が無くなる頃に搭乗手続きへ向かいます。
まさかの隣の席の方も3レグ目と同じ席で二人揃って折り返し搭乗
この3レグ目と4レグ目、まったく同一の席(羽田発で富士山側)を取りました。
席に着こうとすると挨拶に訪れたCAさんから「あら!お帰りなさいませ」と恒例の辱めご褒美のお言葉。
すぐその後に「珍しいですね、お二人とも同じだなんて」と。
なんと、3レグ目で隣に座っていた方も、4レグ目で同じ席、つまり私の隣の席に折り返し搭乗だったのです!
これにはお互いびっくり。
CAさんがそうやってきっかけを作ってくれたおかげで、隣の席の方とお話をさせていただきました。
その方は私の親と同じくらいの年齢の紳士だったのですが、経営者というか企業家の方でとてもパワフルだし、知識豊富。
その上、私と教育や今後の社会など、世界観が一致する、非常に親近感の湧く方でした。
こんな若輩者に色々なお話を教えていただいて、本当に勉強になりました。
やっぱり世の中には凄い方っているんだなー、と。
ちなみに、その方はSFC修行ではありません。というかそんな必要ないくらいお仕事で飛行機に乗っている方です。その上、SFC修行も含めて、航空業界に詳しいので本当に凄い知識量です。
飛行機に乗る事が当たり前に。国境も意識しないくらいの心持ち
これはその紳士の方と一致した意見なのですが、私がSFC修行をやる意味というか、SFC修行で資格をGETしてどうするのか?というところに関わる部分です。
それは家族、主に子供を飛行機にたくさん乗せて、日本各地や世界各地へ連れ行ってあげたい、ということ。
その意図は、飛行機というものを身近なものにして欲しい、気軽に乗って欲しい、ということです。電車に乗るのと同じように、普通に飛行機を移動手段の選択肢のひとつとして捉えて欲しいです。
そして、その結果、海外にも気軽に行けるようになって欲しいのです。
私自身、小さい頃はほとんど飛行機に乗ったことがなく、大学生になってから旅行で乗る機会が出てきたくらいでした。
海外も仕事で海外出張が年に1回以上あるようになり、ようやく回数が増えました。
新婚旅行などを経て、国際線の搭乗回数が増えたことにより、ある時に飛行機慣れしたという解脱の瞬間が訪れました。
飛行機に乗っている時間がまったくストレスでなくなり、自分なりの過ごし方が出来るようになり、海外へ着いてからもそれほど時差ボケしないようになったり。
飛行機に乗って海外へ行くこと、が自分のものになったというか、普段と変わらない日常の延長になったと思えたのでした。
これからの世の中、ボーダレスな社会は拡大していくのが確実ですし、日本国内で閉じるよりも世界へ目を向けていた方がチャンスは増えます。
英語を勉強して話せるようになるだけではダメで、実際に外に出て経験すること、そしてそのことへの抵抗感をなくすことも大事です。
海外で実際に色々体験することによって、日本の良さや悪さもより分かるようになりますし、人との接し方も広がると思います。アイデンティティについて考える機会を多く持ち、ダイバーシティの観点を高めて欲しいのです。
そういったことを自分の子供に伝えたいので、今回のSFC修行のような、飛行機に乗る際にプラスになるようなことは必要経費として捉えています。
ラウンジ利用なども経験になることでしょう。そういう世界がある、ということを体験して知っておいて欲しいのです。
と、長くなりましたが、紳士の方と話すことにより、SFC修行の意味を考えさせられるような、まさにSFC修行のフィナーレにふさわしい形になりました。
那覇から羽田までの機内で、ずっとお話をさせていただいて本当にありがとうございました。
こういう素晴らしい巡り合わせってあるものですね。
あ、ちなみに4レグ目のプレミアムSABOはこちら。
前回の経験から分かってはいましたが、2レグ目とまったく一緒で、スープが無くなりお菓子がついた形に。
ほんとこの2レグ目と4レグ目のメニューが同じ、っていうの辞めて欲しいです(というか同じ日に二回も同じ路線乗るなよ、ということで、修行側がおかしいのですが)
SFC修行解脱はアメリカ出張へ持越し
以上が、SFC修行4日目、私にとってほぼ最終回でした。
プラチナ、つまり50,000PPへの到達はまだお預けで持越し。実際の到達は仕事でのアメリカ出張の帰国便になります。
要するに自腹じゃないです。
まぁ、その前に解脱しておけばそのアメリカ出張がリッチなものになるのではないか?という意見もありますが、仕事だと他のメンバーもいて合わせないといけないのでそうはいきませんし、私としては総費用を抑えたかったので、これで良いのです。
ANAブロンズ、つまりスターアライアンスシルバーでもまさかのラッキーもありましたし。
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