先日、ANAのマイルが貯まったので特典航空券に交換して国内旅行してきました。
その時、飛行機に搭乗する場面で遭遇したこと。
出発遅延のアナウンスと、次便への振り替え搭乗ボランティア募集のアナウンス
状況は以下のとおり。
- 朝の便(国内線)で、席は既に満席
- キャンセル待ち多数
- 次の便は5時間くらい後の昼過ぎ
そんな状況だったようで、飛行機の搭乗手続きを待っているとアナウンスが。
1. 機材準備に時間がかかっているため、出発時間が15分遅れる。
2. キャンセル待ちの客が多いので、その人達と交換で次の便に振り替えてくれるボランティアを募集する。金券(現金?)1万円もしくは、7500マイルをあげる
その2つを聞いた時、こんなことを思いました。
- キャンセル待ちの中に、お得意様、ランクが高い顧客がいる。もしくはお偉いさんや、国交省の役人、政治家など、会社として優先対応しないといけない人がいる。
- その人達をなんとか乗せるべく、座席を空けないといけない
- ボランティアを募集する時間を稼ぐために、飛行機の出発を遅らせる
私の頭の中のシナリオでは、国交省の役人が急遽飛行機に乗る用事が出来て、航空会社に無理を押し付けてきたのかなーとか想像してしまいました。
そういうのありそうですよね。
そこできちんと対応してあげないと、なんらかの検査や監査で厳しく細かいところを突かれる。ネチネチと。
と、なんか半沢直樹的な感じ。金融庁vs銀行の構図と似てる。
まぁ、実際はそれ以外でも、身内の不幸などで急遽地元に駆けつけないといけないステータスの高い人がお金を積んで頼んできた、とかやむを得ない事情もあるかもです。
ボランティアが見つかると、タイミング良く搭乗手続き開始
その後すぐにボランティアが数名見つかったとのアナウンスが。
私も妻と志願して、合計2万円GET、旅のお小遣いに、とか一瞬考えましたが。
今思うと、志願しても良かったかな。フリープランな旅だったので、目的地着いてからの行動に制限や予約はなかったし。
デメリットといえば、お昼が現地で食べられなくなる、くらい。
それで、ボランティアが見つかって搭乗GATEのカウンターで何やら手続きをしているのが見えた後、すぐに搭乗手続き開始のアナウンスが。
うーん、タイミング良すぎ。
やっぱりこの出発遅延は、誰かをなんとか乗せるためだったのですかね?
そのために、一般庶民の大勢が待たされたとか?
そう思ってしまいました。
航空会社の上級顧客や、お偉いさんには勝てない
専用ラウンジに始まり、専用手荷物検査や優先搭乗など航空会社はとにかくステータスの高い顧客を優遇します。
エコノミーの客なんて荷物と同じ扱いか、ってくらいですよね。
でも仕方ないです。
エコノミーの客よりも、上級顧客の方がその航空会社への貢献度が高い、つまり価値が高いのですから。
下手するとその人たちが大金使ってくれてるお蔭で、自分たちが安くその飛行機に乗れてることもあるわけで。
エコノミークラス&会員ランクが低い自分は、出発遅延をおとなしく見守るか、ボランティアに志願してお金をGETするしかないのでした。
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