下り最大2GbpsのNURO光をインターネット回線として利用している我が家。
提供エリアが首都圏に限られますが、世界最速10Gbpsサービスを3000円以上も値下げをしたり、5階建てマンションにも対応するなど着実にサービス展開しています。
宣伝文句通り爆速で快適なインターネット生活を自宅で過ごしています。
そんなNURO光のサービス名称「NURO」の名前が付いたMVNO、つまり格安SIMサービスである「nuroモバイル」が誕生したので、NURO光を契約している我が家としては割引などがあってお得なのか?何かメリットがないか調べてみました。
So-netモバイル LTEがnuroモバイルという新サービスブランドへリニューアル
さて、このnuroモバイルって何なんだ?と一瞬思ってしまいましたが、実はSo-netモバイル LTEとしてサービスしていた格安simのリニューアルブランドなのです。
So-netモバイルと言えば、デジモノステーションという雑誌に付録として付いていた「0SIM」が有名ですね。
順調に話題作ってやっているなー、と思っていたらここに来てまさかのブランド変更。
NURO光というブランド力に乗っかる戦略に変更のようです。
nuroの部分は小文字でNURO光とはあえて意識して区別している名称になっていますが。
NURO光は確かに話題性あるし、広告宣伝費も結構投入しているし、相乗効果が高いと判断したのでしょう。
何よりも「速度が速い」という強いメッセージ力のあるNURO光のイメージをそのまま展開できるのが最大のメリットですね。MVNOで速度は重要ですし。
今のところ、NURO光契約者には割引やメリット無し
では、肝心の部分のnuroモバイルを契約したら何か良いことあるの?NURO光との関係性は名前以外に何かあるの?という部分。
nuro mobile オフィシャルサイトを見てみると、とてもシンプルなプラン。シンプルさが売りのようです。
が、シンプル過ぎて割引とか一切ない!
結局、NURO光契約者には割引やメリット無しですか。
これは驚き&残念です。NURO光の名前を分けてもらいながら、NURO光との連携が一切ない。
今のところNURO光ユーザーを囲い込む気は一切ないようです。
まぁ確かにMVNO(格安SIM)サービスは利益も少ないため、割引とかのオプションは難しいと思います。
nuroモバイルはシンプルで安いサービスを追求しているようですし。
でも、もう少しNURO光とのエコシステムを何か考えた方が良いのではないでしょうか?と心配しちゃいますね。
もしかしたら今後何か動きがあるかもしれません。
So-netは実はMVNO(格安SIM)を支える裏方の一社なので回線品質は安心?
大手からベンチャーまで、様々な会社が参入して激しい戦いを繰り広げているMVNOビジネスですが、そのMVNOビジネスを陰で支えているMVNEという支援会社が存在します。
日本通信やIIJなどが有名ですが、So-net(ソニーネットワークコミュニケーションズ)も代表的な会社の一つです。
詳しくはこちらのページにありますが、MNOと言われるケータイのインフラ部分を持っているNTTドコモから回線サービスの提供を受け、それをMVNOの会社に個別に卸売したり、サービスの部分の設計構築など付加価値を提供しています。
ネットワークのビジネスは結構裏側でめんどうな契約や調整ごとや、キャパシティプランニングやネットワーク機器の構築管理などでノウハウや経験値が必要なこともあるそうで、こういった間に入ってくれるネットワーク会社が無いと大変のようです。
大手MVNOでは、楽天モバイルも裏ではSo-netのMVNEサービスを利用しているようです。
つまりnuroモバイルといのは、そんな重要なポジションである裏方のMVNEでもあるSo-netが自身でMVNOも提供している、ということになるサービスなのです。
ですので、それこそ他のMVNO会社よりも色々なノウハウや知識、さらには各種データを持っているでしょう。
よって、価格や回線品質維持については、かなり精度の高いビジネス設計が出来ているはずです。
そういった意味でも、nuroモバイルは品質の高い安定したサービスが期待できるかもしれません。
まとめ:nuroモバイルは割引ないけど、安くて回線品質は良さそう
まとめると以下のようなことが分かりました。
- nuroモバイルは、So-netモバイル LTEからリニューアルしたブランド
- 今のところNURO光契約者には割引やメリット無し
- nuroモバイルの回線品質などには期待がもてる
今後、NURO光とのコラボ割引などに期待です。
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