埼玉県が近隣都県に勢力を拡大する布教活動の一翼を担っているFMラジオ局NACK5。そんな素晴らしいラジオ局の中で、メインパーソナリティの三遊亭鬼丸氏がおおいに語るゲスいトークで異色を放ってきたお昼の人気番組がGOGOMONZ。番組開始の2011年4月から既に10年を超えた長寿番組になっています。
しかし、ここにきてついに?またもや?番組存続の危機ともいえる女性パーソナーリティ交代劇が。一部SNSのコメントではBPO案件レベルとの指摘も。色々思うところはありますが、なるべく私情を挟まないように現状をまとめつつ、過去のパーソナリティー交代の際にもあった問題や、事件を振り返ります。
高橋麻美さんが2021年9月でパーソナリティ卒業
2017年5月から4年にわたり4代目女性パーソナリティーを務めた高橋麻美さんが2021年9月で卒業されます。
卒業の理由は高橋麻美さんのご懐妊です。おめでとうございます。恐らく妊娠してから体調が優れない中も番組に出席続けていたのは、大変お疲れ様でした。
高橋麻美さんについては、ここ最近ずっと「番組中あまり喋らない」や「相槌も打たない」など、鬼丸氏との絡みがズレたり、そもそも絡みや反応がまったくなかったり、という心配の声が多くあがっていました。これについてSNSでは
- 高橋麻美さんのパーソナリティとしての姿勢やプロフェッショナリズムに問題がある
- 三遊亭鬼丸氏の、女性パーソナリティへの対応に問題がある
- このような番組作りをしているスタッフを含めた関係者全員に問題がある
というような意見が見られました。正確な情報や事実関係は分からないので、部外者としてはどれもありえる意見です。
しかしながら事実として、このようなSNSでのリスナーを中心とした各種意見の他に、パーソナリティである三遊亭鬼丸氏と高橋麻美さん自身も、この件に反応した意見を投稿して、場外乱闘につながっています。
三遊亭鬼丸氏は以前から、高橋麻美さんの番組での態度や姿勢について指摘や意見を書かれていました。今回は特に強めの表現があり個人攻撃的すぎたためか、後にツイ消ししています。
高橋麻美さんは比較的沈黙を保ち、プライベートのネタ中心でしたが、ここにきて色々と隠れた事実を少しずつ表にしています。
番組プロデューサーのザキシマこと島崎伸一氏も、2020年3月以降はTwitterに投稿がなかったのですが、ここ最近急に番組絡みと思われる意味深発言を連発しています。
私としてはそもそも「チームとしてリスナーが楽しめる番組を作り上げる」という意識がない運営(番組制作スタッフを含むゴゴモンズに関わる人すべて)に問題があると思います。普通の会社や組織だったらあり得ない、このような特殊な状況が生まれてしまう場というのは、本来であれば長続きしないはずなのですが。
それでも、スポンサーもリスナーもこのような番組を受け入れて支持してしまっている、ということが10年以上も続いている理由というか事実なのでしょう。
トラブル続きの歴代女性パーソナリティを振り返る
ゴゴモンズ歴代の女性パーソナリティーを振り返ると、初代の横田かおりさんが4年弱、2代目の小林アナさんが1年半、そして三代目の吉田奈央さんが半年、と続きました。
三遊亭鬼丸氏と女性パーソナリティの相性問題はいずれの場合でもありました。
横田かおりさんとは、伝説の「326事件」。
ある日の番組放送開始直後から急に険悪な感じになり、普通じゃない言葉でお互いを罵りあう喧嘩が生放送されました。
原因としては、二人とも週末のロケを含め仕事で長時間一緒にいた期間だったらしく、色々とストレスが溜まっており、爆発した瞬間だったようです。
横田かおりさんは持ち前のキャラもあり(!?)、卒業まで無事に完走されました。
小林アナさんといえば、クビ騒動。
実はこれ、今回の高橋麻美さんと似たケースです。一時期、小林アナさんが鬼丸氏から放送中にダメ出しをたくさん指摘されて心が折れてしまい、その後の放送で黙ってしまうことがあったのです。
横田かおりさんの時もそうですが、やはり毎日ずっと何時間もトークし続けると、色々とストレスに感じることが多いようです。
一方で、小林アナさんは番組卒業後、単発ゲストとして出演することが多く、なぜかその際はノビノビと本領発揮でスベったりして、番組の重要なキャラとして成長しております。なおその際は、「ダイナマイト信州」や「ツルヤレジ打ち」「ペロンチョ荒船山」など、出身地の長野に関連した適当な名前で出演されています。以下にそのバリエーションをまとめてあります。
吉田奈央さんは、まさかの体調不良(という名目)によるバックレ。
半年も持たなかったわけですが、そもそも早い時点で三遊亭鬼丸氏との掛け合いがうまくいかず、色々と問題点が山積みでした。きちんとした発表がないまま出演しなくなり、そのまま降板という衝撃の展開でした。今となっては懐かしいですね。
2021年10月からは日替わり女性パーソナリティ。ようやくこれが正解の形か
高橋麻美さんの卒業後、5代目女性パーソナリティはどうなるのか?これについては早い段階で発表がありました。
なんと、日替わり女性パーソナリティになるとのこと。しかも、横田かおりさんの復帰まで。
月曜:アイドル鳥越(とりちゃん)
火曜:横田かおり(かおりん)
水曜:アイドル鳥越(とりちゃん)
木曜:横田かおり(かおりん)
これは本当に良い選択だと思います。過去の歴代パーソナリティとの問題を見ても、三遊亭鬼丸氏と毎日顔を合わせてトークすると、どうしてもお互いストレスが溜まってしまうので、息抜きというか間を取る必要があると思います。日替わりであれば、双方の負担は少ないでしょう。
番組制作サイドもようやく正解の形を見出せたのだと思います。が、あくまでもこれから始まってみないとどうなるかは分かりません。やはりこれでもダメになるかもしれませんし、そもそも今回の高橋麻美さんの件で番組から離れたリスナーも多いように思えます。
これまでもありましたが、今回はなかなか大きな番組存続の危機だと思います。個人的にはこれで番組の雰囲気も変わって、よりリスナーが楽しめる番組になって欲しいです。
コメント
この番組って「鬼丸の…」という冠こそないですが、「ゴゴモンズ」というネーミングも鬼丸氏によるもので、事実上鬼丸氏の看板番組です。
そしてまぁリーダーですよね。
それがダメ出しのような事を言って正す役割を務めるのは嫌でも嫌われてもやらなければならないですから、それを言われて膨れるってのは、ある意味鬼丸氏に対して「こいつ大して売れてないくせに」って舐めてるように思います。
鬼丸と横田の喧嘩の放送も聞いてましたが、これがヤラセじゃなくて本当ならむしろ横田のほうが分が悪いと思います。
やっぱり鬼丸氏に「お前」呼ばわりは、どんなに腹立ってても、横田の印象は悪くなりました。
まぁ若気の至りなので、もう時効ですが。
これって、たぶんメインMCがめちゃめちゃ売れてる芸人なら、コイツらもっと下手に出てると思うし、ちゃんと敬語も使ってると思いますよ。
やっぱり自分は横田、小林、高橋はそんなに認めてません。
でもまぁ、合う合わないがあるんですから、そうやって女性アシスタントを変えて番組を飽きさせない演出も面白いと思いますよ。
全てそう入れ替えでよくね?自信家の鬼丸メインとか言っても所詮リスナー(放送作家)が考えているネタ読んでるだけやん。
鬼丸氏がゲスなのは当然ですし、それが売りですから。
女性パーソナリティは大変だと思いますが、横田かおりさんはカムバックしてさすがに大人の対応ができるようになり、鬼丸氏の問題発言も上手くフォローしていますね。
驚きなのは鳥ちゃんで、お試し期間でこれは逸材だと感じましたが、変なプライドを出さないし、汚れ役も上手くこなしていて凄いです。
今のパターンになって、鬼丸氏ものびのびやっている感じですね。