ここ数年で一気に一般化した家庭用ウォーターサーバ。数多くの企業が参入し、サントリー南アルプスの天然水など、誰もが知っているような大手も参入しています。ネット上には比較情報がたくさんありますし、ショッピングモールなどでもイベントを開催していて声をかけられたことがある方も多いのでは。
完全注文住宅として戸建てを新築した際に、我が家でもウォーターサーバの導入を検討しました。もし導入するならどこに置くかを事前に考えて設計に含めたかったのです。
しかし、検討した結果導入を見送りました。一体どういう理由からそうしたのか、そして代わりにどうしているのか?不便や不満はないのか?を振り返ります。
ウォーターサーバのメリット:いつでも美味しいお湯と冷水が使える
まずは簡単に、どうしてウォーターサーバを導入したいと検討したのか?というメリット面を。
これは、単純にいつでも美味しいお湯と冷水が使える、ということに尽きます。水道水はやはりそのまま飲むのはちょっと、と思い。
特に赤ちゃんがいる我が家の場合は、ミルクを作る際の調乳用にお湯がパッと出ると大変ありがたいのです。
また、最近のウォーターサーバのサービスの主流は定期配送。いちいち注文する必要なく、定期的に水が送られてくるわけですね。定期便って楽ですよね。発注の煩わしさから解放される、ということに大きなメリットを見出す方も多いと思います。
ウォーターサーバがイケてないダメな点
では、そんなメリットがあるウォーターサーバをどうして我が家は導入しなかったのか?という不採用理由や不満点。そしてどのように代替しているのか、という点を。
交換用のボトルを運ぶのが重くて大変。キッチンって玄関から遠くない?階段はどうする?
ウォーターサーバの最大の欠点。それは交換用ボトルが重いこと。
一般的な業者の場合、12kgくらいが普通。これ結構重いですよね。2リットルのペットボトル6本分ですよ。500mlのペットボトルだと、なんと24本分。
それを、例えば配達してもらった玄関からウォーターサーバの設置場所まで運ばないといけません。
ウォーターサーバは料理とかにも利用すると考えると、キッチン付近に置く人が多いのでは?で、たいてい玄関のすぐ近くにキッチンがある、というわけではないですよね?戸建ての場合はなおさら。
そもそも、キッチンが2Fにあるようなご家庭の場合は、階段を持ち上げて運ばないといけないわけです。
といったように、水がいっぱいに入った重いボトルを、一生懸命サーバまで運ぶ、というのを想像したら、かなり萎えました。
マンションならエレベーターあるし、玄関からキッチンまで比較的近いことが多そうだし、戸建てより楽なのかもしれないので、ウォーターサーバ的にはここら辺がどうしても一戸建ての不利な面かも。
さらに、多くのウォーターサーバは、その重いボトルを持ち上げて、サーバに差し込まないといけません。足元に設置できるウォーターサーバはまだ少数派。これは本当に重労働。腰痛める可能性あります。
というか、若くないと無理!?年寄りにはちょっと厳しそうですね。
ボトルの保管場所はどうする?
先ほど書いたように、ウォーターサーバの設置場所はキッチン付近が一般的には多そうですが、他にはリビングや寝室なども考えられるでしょう。やっぱりボトルを運ぶことを考慮したうえで考えた方が良いです。
一方、ボトルの方ですが、こちらは保管場所が頭を悩ませます。
送料の問題で、たいていは2本やそれ以上の複数本の一括配送になるかと思います。したがって、最低でも利用中の1本の他に、もう1本交換用の予備をどこかに置いておく必要があります。
先ほどから何回も書いているように、このボトルが重いので、出来れば持ち上げる場所ではなく、どこかの床に直置きとかしたいところ。
しかし、そうすると、その上の空間がデッドスペースになりもったいない。
ということで、何かしらの棚などを設置するなりして工夫が必要です。
うーむ、悩ましい。
解決策1:ペットボトルのミネラルウォーターをネット通販で買う
上記のような、重さに伴う持ち運びの大変さや、保管・設置場所問題が大きな懸念でウォーターサーバの導入には一歩足らず、でした。
では、我が家ではどうしたかというと、500mlのペットボトルのミネラルウォーターをネット通販で買っています。
これにより以下のような優位点というかメリットがあります。
500ml単位で好きな重さで運べる
ウォーターサーバのボトルはだいたい12kgくらいなので運ぶのが大変ですが、500mlのペットボトルなら自分が持ち運べる好きな本数だけ持って運べば良いのです。手に持つのが大変だったら、袋とかに入れればいいですし。
これは女性にとっては非常に楽なのではないでしょうか?
ネット通販で購入して届く500mlペットボトルx24本などの荷物は、玄関までヤマト運輸さんor佐川さんが運んでくれるので楽ですし。
ペットボトルを冷蔵庫に入れておける
500mlのペットボトルということで、冷蔵庫でそれほどスペースを取らずに何本か置いておけます。これで冷たい水がいつでも飲めます。
例えば、ミルクをお湯で溶いた後に、冷蔵庫に入れておいた冷たいペットボトルの水を入れてちょうど良い温度にするのに良く使いました。
ペットボトルなので、どこへでも持ち運びできる
常温でよいのであれば、枕元など寝室にも簡単に持って行けます。
寝室にウォーターサーバがあると便利だよなー、と思ったこともありましたが、我が家はこのペットボトルで十分足りています。
常温じゃ嫌だ、という場合はちょっと厳しいですが。
ちなみに我が家のお気に入りミネラルウォーターが、楽天で直販しているカナダのお水「アイスフィールド」。
【送料無料】水 ミネラルウォーター500ml×48本 カナダの天然氷河水ICEFIELD アイスフィールド硬度 27.5 軟水 1本あたり56円
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これは超軟水と呼ばれていますが、日本と同じ軟水系なので、日本人にとって非常に相性が良いんですよね。
しかもお安い。1本あたり安い時は50円ちょっとで買えます(昔はコストコで1本あたり30円台くらいで売っていたのですが、最近仕入れていないのか店頭で見かけません)。
解決策2:BRITAブリタのポット型浄水器+タイガー蒸気レス電気ケトルを使う
ペットボトルの運用だけで足りるかと思いきや、料理の時などに大量に水を利用したい、すぐにお湯が欲しい、という場面があり、ウォーターサーバに比べてペットボトルの運用では著しく不便なことに気づきました。
そこで、解決策としてまずはBRITAブリタのポット型浄水器を導入。
これで、いつでも浄水器を通した美味しい水が使えます。
以前、TORAY東レのトレビーノを使用していたのですが、BRITAブリタの方が我が家には合っていました。蓋を外さずに給水出来たり、大容量だったり、カートリッジの交換時期が見えたり。BRITAブリタがお勧めです。
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さらに、BRITAブリタのポット型浄水器と併せて使用しているのが、タイガー蒸気レス電気ケトルです。電気ケトルと言えば、T-falティファールも有名ですが、少量なら本当にあっという間、10数秒で湧いてしまいます。量があってもたいした時間かかりませんし。
こうして、BRITAブリタのポット型浄水器+タイガー蒸気レス電気ケトルという最強のタッグが完成し、ウォーターサーバ運用時と変わらない利便性を手に入れたのでした。
タイガー 蒸気レス電気ケトル 「わく子」(0.8L) PCH-G080-WP パールホワイト[PCHG080WP]
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家の設計段階で保管場所や設置場所を考えた方が良い
というわけでまとめると、もしウォーターサーバの利便性を感じられて導入することを決めたなら、注文住宅の場合は家の設計段階でウォーターサーバの保管場所や設置場所を考えた方が良いです。これで利便性がかなり違うと思います。
例えば、1Fのキッチンにウォーターサーバを設置する場合。そういう時は、勝手口を設置して、そのすぐ近くにボトル保管用のパントリーを確保する、なんていう設計が出来たら良さそうです。
一方で、我が家のようにむしろ戸建てで保管スペースに余裕があるなら、本当にウォーターサーバが必要なのか?ペットボトルの備蓄でも十分ではないのか?ということも考えてみることをおススメします。
ちなみに、我が家がウォーターサーバを検討して各社を比較して、導入するとしたら契約していたであろう会社はこちらです。
CMなどで見かけたり聞いたことがあるであろうアクアクララです。抜群の知名度(ブランド力)と圧倒的シェアNO.1で、利用者も多く安心だと思います。
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